こんにちは!
今日は「夜泣き」にお困りの親御さんに向けて、子ども推拿を使った簡単なケアをご紹介します。夜泣きは小さな子どもによくあることですが、毎晩続くと親も子どもも疲れてしまいますよね。推拿は、そんな夜泣きを和らげるお手伝いができる方法です。
夜泣きが起こる理由
夜泣きの原因はさまざまですが、主に次のようなことが関係しています:
- 体の不快感:冷え や 消化不良、疲れ が原因になることがあります。
- 心の緊張:日中の環境の変化や刺激が、夜に 不安感 となって現れることも。
- 睡眠の浅さ:子どもは 睡眠 サイクルが短いため、ちょっとしたことで目が覚めてしまいます。
夜泣きにおすすめの簡単推拿ケア
以下の2つのツボを使ったケアを試してみてください。どちらも短時間でできるので、寝る前のリラックスタイムにぴったりです!
1. 肝経と肺経をなでる
- 場所:手のひらの人差し指(肝経)と薬指のライン(肺経)。
- やり方:
- 子どもの手を持ち、これらのラインを指先に向かって優しくさすります。
- 片手2分ずつを目安に行います。
- 効果:ストレス を和らげ、呼吸を整えます。
2. 小天心(しょうてんしん)を軽くトントンする
- 場所:手首の内側のくぼんだ部分。
- やり方:
- 指の腹を使い、小天心をリズミカルに軽く叩きます。
- 片手1分ずつ行いましょう。
- 効果:心を落ち着かせ、リラックス を促します。
推拿をする際のポイント
- リラックスできる環境で
静かで温かい部屋で行いましょう。親御さんの手も温めてから始めると効果的です。 - 力は 優しく
子どもが嫌がらないよう、優しく触れてください。 - 寝る前だけでなく日中にも
推拿は寝る前だけでなく、日中に行うのもおすすめです。
お腹の調子が関係している場合
食が細い子や消化不良が原因の場合は、お腹をケアする推拿も効果的です。
- やり方:
- 子どものおへその周りを時計回りにさすります。
- 3分程度、優しく行ってください。
これにより、胃腸の調子 を整え、体全体を リラックス させることができます。
さらに詳しい推拿法を知りたい方へ
今回ご紹介した方法以外にも、夜泣き や 子どもの不調 に役立つさまざまな 推拿法 があります。本書『こころもからだもととのえる繊細っ子のための親子マッサージ』では、症状別の具体的なケア方法をイラスト付きで解説しています。ぜひご覧ください!
まとめ
夜泣きは成長の一環として起こるものですが、推拿を取り入れることで少しでも和らげることができます。今日ご紹介した方法を、ぜひ親子のリラックスタイムに取り入れてみてくださいね!
次回は「冬の冷えに効く推拿ケア」をご紹介します。どうぞお楽しみに!